臨床研究について
腎尿管全摘術が施行された上部尿路上皮がん患者の予後予測因子の臨床研究
上部尿路上皮がんは比較的頻度が少なく、膀胱がんを含めた全尿路上皮がんの約5%を占めるとされます。
局所進行性上部尿路上皮がんの治療は膀胱部分切除を含めた腎尿管全摘術が標準治療として施行されますが、術後に再発する症例も多く、
この理由として①手術標本において浸潤がん(pT3以上)が多くの症例に認められる、②少なくとも20-25%の症例が既に微小なリンパ節転移を認める等が考えられ、局所がんとして手術が施行された症例であっても術後5年がん特異的生存率は60-80%と不良であります。
今回、上部尿路上皮がんにおける術後再発・生存を予測する予後因子の解析を検討しております。
このため武蔵野陽和会病院で1985年から2012年までの間に腎尿管全摘の手術を受けられた患者様の診療記録、画像、 病理学的診断のデータを用いることがありますが、データは匿名化され厳重に管理されており、患者様の個人情報は一切公表されません。 この研究につきまして、患者様から申し出ていただいた場合には、データを使用いたしませんのでご連絡ください。
[連絡先:武蔵野陽和会病院 泌尿器科 長倉和彦 電話0422-52-3212]
このため武蔵野陽和会病院で1985年から2012年までの間に腎尿管全摘の手術を受けられた患者様の診療記録、画像、 病理学的診断のデータを用いることがありますが、データは匿名化され厳重に管理されており、患者様の個人情報は一切公表されません。 この研究につきまして、患者様から申し出ていただいた場合には、データを使用いたしませんのでご連絡ください。
[連絡先:武蔵野陽和会病院 泌尿器科 長倉和彦 電話0422-52-3212]