リハビリテーション
当院の一般病棟では、入院された患者様の早期離床を心がけベッドサイドよりリハビリ訓練を開始しています。
また、回復期リハビリテーション病棟50床を有し、脳血管疾患や大腿骨頚部骨折などの四肢・骨盤骨折、
その他の急性期治療を終えた患者様が後遺症としての障害を克服し、家庭や社会に戻れるようリハビリテーション医療を行っています。
リハビリテーション科専門医が患者様に必要なリハビリテーション治療を処方し、患者様とご家族との定期的な面談を実施しながら、
改善の見通しや必要な入院期間の予測をして説明します。併せて多職種でカンファレンスを行い、
訓練の進捗状況を確認しながら予測の修正を随時検討して治療プログラムを回復に応じて変えていきます。
嚥下障害や高次脳機能障害に対するリハビリも行っております。リハビリの目標としては、まず一人で日常生活が出来ることを目指します。
ご家庭へ戻られる方に対しては、家屋改修アドバイスを行い、退院前の外泊訓練により最終的な確認を実施します。
入院から退院まで医師、看護師、セラピスト、相談員と行ったスタッフがお互い連携を密に取りながら、ご自宅への退院が円滑に進むよう努めています。
患者さまが・御家族と共に住み慣れた環境で生き生きとした生活を再び送れるよう、
「できる限り早期に」「その人らしい生き方に合わせた」日常生活の自立と社会復帰を目指します。
社会復帰に向けて、私たちがお手伝い致します
専門医師と理学療法士17名、作業療法士9名、言語聴覚士2名の合計28名が患者様の在宅・社会復帰に向け、充実したリハビリを提供できるように頑張っています。また、来年度からは新しくスタッフを増員する予定です。